『闇の荷物』から数か月後――。 　橘洋平が勤めるタクチャン引越センターで、洋平の指導に不満を抱き、新入バイトが引越現場から逃走するという事件が発生する。 　落ち込む洋平に、「馬鹿、辛気臭ぇ顔すんじゃねぇっ!!」と叱咤する社長の琢蔵。 　しかし、生粋の漢（おとこ）好きの琢蔵の場合、その言葉だけで終わるはずもなく……。 「くっせぇなぁ……今日もよくがんばったじゃねえか。おめえのチ○ポの雄臭ぇにおいがたまんねえぜぇ」 「ホモのおっちゃんにチ○ポいじられて、そんなに感じてんのか」 「相変わらずコリコリした金○だな、んん？ こん中にくっせぇ雄汁たっぷり溜め込んでんのか、オラ」 　ゲイ中年とノンケ青年、近づきそうで微妙にすれ違う二人の距離は、はたして……？ 『闇の荷物』続編。今回の主人公は、同作登場の橘洋平の上司で、短髪・ラウンドひげ・毛深・ガチムチ（デブ？）中年男、神戸琢蔵（かんべたくぞう）。 　ほぼ全編にわたって、むさ苦しい雄野郎二匹による、大部分がベッドの上のシーンばかりの作品です。（汗） 　400字詰原稿用紙換算約122枚。 　HTML・PDF・EPUBの三形式作品ファイル同梱。（内容はすべて同じです） 　この作品の前に、前作『闇の荷物』本編あるいは体験版をご覧いただけると、より楽しめるはず。（よろしければ関連作品『閉ざされた闇の中で』も。笑）